複合機の導入に合わせて、カウンター保守契約を結べば、毎月のリース料金とは別にカウンター料金の支払いが必要。
カウンター料金は、あらかじめ決めてあるカラー、モノクロそれぞれの1枚単価と毎月のコピー・印刷したカウンター数をもとに算出されます。
その「カウンター数」を自分たちで確認できるのはご存知ですか?
カウンター数とは、新品の状態からのコピー・印刷枚数の累計数のこと。
そこで今回は、複合機のカウンター数の見方について、確認方法などご紹介いたします。
▶︎目次
1.複合機の「カウンター数」の見方<
カウンター保守では、1枚単価と毎月のカウンター数をもとに、その月のカウンター料金を算出しています。
そもそも「カウンター保守」は、リース契約などで複合機を導入するときに合わせて契約できる保守サービス。
契約にあたっては、まず販売店もしくはリース会社とカラーとモノクロ(白黒)、機種によってはモノカラー(2色刷り)のそれぞれ、コピー・印刷したときの1枚あたりの単価を取り決めます。
そして、複合機に搭載されている「カウンター機能」によってカウントされたコピー・印刷枚数をもとにカウンター料金が請求される仕組。
このカウンター料金を支払うことで、定期メンテナンス、故障したときの修理、トナーなどの消耗品の交換といったサービスが無償で受けられるようになります。
カウンター数の見方
カウンター料金は単純に、「1枚単価✕月のカウンター数」
つまり、月々のカウンター数を事前に確認できれば、請求されるカウンター料金がある程度把握できるようになるわけです。
肝心のカウンター数の見方ですが、メーカーや機種によって異なりそれは次項でご紹介。
ただ、一般的に現在出回っている大抵の機種では、「コピー」ボタンを長押しすれば、操作ディスプレイ上にカラー、モノクロ、モノカラーそれぞれ、新品時からの累計印刷枚数が表示されます。
カウンター料金は、リース料金とともに毎月のランニングコストになるもの。
カウンター数を1週間に1度など定期的に確認すれば、無駄なコピーや印刷を減らす意識が高まるのではないでしょうか?
2.各複合機メーカーのカウンター数の確認方法
カウンター数の見方は「コピーボタンを長押し」が最も早い方法になりますが、各メーカーの複合機には標準でカウンター機能が備わっています。
ここからは、RICOH/SHARP/Canon/Fuji Xerox/TOSHIBA/KONICA MINOLTAの主要6メーカーのカウンター機能をご紹介。
ただし、同じメーカーでも機種によって多少異なるので、ご紹介する方法で表示されないときは、それぞれの取扱説明書でご確認をお願いします。
◆RICOH(リコー)
ディスプレイの「初期設定」→「カウンター」の順で押す
機種によっては、本体操作パネル上に「初期設定/カウンター」ボタンがあります。
◆SHARP(シャープ)
本体操作パネル上の「システム設定」→「総使用枚数表示」の順で押す
◆Canon(キャノン)
ボタンの位置は機種で異なりますが、「カウンター/機器情報」ボタンを押す
◆Fuji Xerox(富士ゼロックス)
機種によってボタンの位置は異なりますが、「機械確認(メーター確認)」→メーター確認タブの「メーター確認」の順に押す
メーター1:モノクロ
メーター2:通常は使いません
メーター3:カラー
◆TOSHIBA(東芝)
ディスプレイ上の「プリントカウント」を押す
機種によっては、本体操作パネル上に「カウント」ボタンがあります。
◆KONICA MINOLTA(コニカミノルタ)
本体操作パネル上の「設定メニュー/カウンタ」を押す
以上のように、簡単なボタン操作でカウンター数は確認できます。
3.まとめ
複合機のカウンター料金は、1枚単価と毎月のカウンター数をもとに請求されます。
そのカウンター数の見方は、各メーカーともに簡単なボタン操作でカウンター数の確認が可能。
同じメーカーでもボタンの位置や操作方法が多少異なりますが、基本的に簡単な操作でカウンター数は確認できます。
カウンター料金の削減のため、定期的な確認して無駄なコピーや印刷を減らしていきましょう。